2020年、年明けから始まったコロナウイルス感染拡大の影響により、プロの音楽家のみならずアマチュアもまた、ひとつ大きな会場に集まってお互いの演奏を鑑賞しあう…といった楽しみかたは難しいものとなっていました。その状況下でも、それぞれで安全を確保しての内輪な発表会やリモートシステムを利用したレッスンなど、工夫を重ねて音楽を続けてきました。
このような中で過ごしてきた2020年秋。今まで活用してきたリモートシステムを利用してお互いの演奏を鑑賞仕合いリアルタイムで歓声を送る、そんなイベントが作れるのでは?と今年度のSMP!の企画が生まれました。
イベントの準備が本格的にスタートしたのは11月末でした。Music Party!に参加経験のあるチームからや、今回が初参加という人、様々なバックグラウンドを持つスタッフが、日本全国からイベント運営メンバーとして、コミュニケーションアプリを通じて一堂に会しました。
今年度SMP!のモットーは、”イメージはホームパーティーのような形で、準備は短期間、各自ができる範囲で”スタッフも負担なく取り組めるよう、イベント運営に必要な作業を分割し、サポート仕合ながら進められるよう、複数人でひとつの作業に取り組みました。
例えば、参加団体のサポートや当日スムーズなZOOM運営が出来るよう検討するホスト担当係、スタッフミーティングや当日司会進行等参加者をリードする係。団体紹介やイベントの様子などSNSを利用して情報発信する係、他にも全体のスケジュール管理やミーティングやイベントの記録を取る係など。
今回の参加団体同士も、コミュニケーションアプリを用いてお互いについて知る事から始まりましたが、スタッフ同士もまた同じように始まりました。日本全国から集ったメンバー、お久しぶりといった組合せもあれば初めましてという組合せも。それぞれお互いの状況について連絡を取り合いながら、イベントのモットーを忘れないように、無理なく出来る範囲で作業を進めました。各係の進行状態については、プレイベント前に行われた2回のzoom会議にて情報共有を行いました。
こうして迎えたイベント当日。
12/13のプレイベントでは試行錯誤しながらで、録画映像の音声やプログラム進行、演奏側の音声トラブルなど反省点もありましたが、それをイベント後各担当にフィードバック。1週間の間に改善策の検討や演出のバージョンアップを経て、12/20はより良い状態で開催する事が出来ました。
今回のイベントで、参加者の皆様から、離れていてもお互いに演奏を見て声援を送りあえる、繋がりがもてた事がこれからのモチベーションになるといった感想をいただきました。運営スタッフからもまた、担当係の中でサポートし合う事でスムーズに作業を進められた、今回のイベントを通じて出来た繋がりを大切にしたいという感想が出ました。
決して平坦ではない年でしたが、この2020年の終わりにSMP!で音楽を通じて日本全国、世界の人同士で繋がり、コミュニケーションを取る事ができたこと。お互いの環境に思いを馳せる事ができたこと。この新しい出会いが、少し明るい未来に繋がっていくのではと希望を感じる事がことが出来たイベントでした。
文責/記録係(石塚、長森)
今回のイベントで、参加者の皆様から、離れていてもお互いに演奏を見て声援を送りあえる、繋がりがもてた事がこれからのモチベーションになるといった感想をいただきました。運営スタッフからもまた、担当係の中でサポートし合う事でスムーズに作業を進められた、今回のイベントを通じて出来た繋がりを大切にしたいという感想が出ました。
決して平坦ではない年でしたが、この2020年の終わりにSMP!で音楽を通じて日本全国、世界の人同士で繋がり、コミュニケーションを取る事ができたこと。お互いの環境に思いを馳せる事ができたこと。この新しい出会いが、少し明るい未来に繋がっていくのではと希望を感じる事がことが出来たイベントでした。
文責/記録係(石塚、長森)