S.Zip・SBA BR 武藤です。
2024 SMP!(冬)から早くも1週間が過ぎました。今日の大仙市は、道のほとりや屋根の上に薄らと雪が積もり、冬景色となりました☃️ イベントでは皆さまに支えていただき、大きな事故もなく終えることができました。ありがとうございました。
今シーズンのSMP!は、春・冬開催と、2回に分けて開催しました。もっとも当初は、春・秋の予定だったのですが、諸事情で11月→12月1日に、そして12月上旬の秋田は冬(っぽい)ということで......。
当日の大仙市は、遠くの山の積雪を背景に紅葉はまだ多く残っている、雪と紅葉のコラボを楽しめる時期でした。
まだ桜が咲いていた春に、ワークショップを中心に交流練習会を開催しました。参加者たちは夏〜秋シーズンに練習や出演を重ね、地域の方々にもパフォーマンスを届けながら、プレーヤーとして大きく成長し再び同じ会場に集まりました。
Sensational Zipは主催グループとして、当日のパフォーマンスだけではなくリーダーを中心にイベントの準備を進めてきました。小さな社会人一般団体だけで当日の運営は難しいところもあります。HMB花館小マーチングバンドの保護者の皆さまと、開催前から話し合いを重ね、協力して運営するに至りました。
単にイベントの開催のための作業ではなく、一緒に音楽イベントを創り、意見を出し合う中で将来の活動のヒントも多く見出すことができたように思います。
各グループがシーズン中に創ってきた作品の発表と、小さなグループではなかなか体感できない大勢での音楽、響きの中に身を委ねて演奏する体験は、とても貴重なものでした。いつもは一人一役、責任感というよりつい力みがち....同じパート、同じ楽器が大勢揃い、協力しながら、響きを意識し合わせながら演奏する時間は、以前なら当たり前だったかもしれませんが、バンド人口が減っている今ではとても大切なことをたくさん思い出せる機会となりました。
終わってから、ああしておけば、もっと気づいていればよかった....ということは本当に沢山あるのですが、それは参加者たちの笑顔、そしてお集まりいただいた観客の方々の温かい応援と拍手、嬉しいメッセージに触れ、あらためてこの活動の素晴らしさを感じることができたからこそ自然に湧いてくるものです。
形を成り立たせるためだけではなく、一方的に引っ張り上げるのではなく。私たちスタッフもたくさんの気づきや感動をいただき、互いに学び合いながら時間を重ねる喜びを、さらに力強いものにしていきたいと思います。
S.Zip代表・SBA BR(代表スタッフ) 武藤良仁