第2回・マーチング・ラウンドテーブル

先日4都府県を対象に、再び緊急事態宣言が発令されました。コロナ疲れというワードも行き交う様になってしまいましたが、少しでも心穏やかに、余暇である音楽活動の中で、できることを楽しんでいきたいと考えています。私たちはオンライン会議(Zoom)を用いて、各地の仲間たちと時間を共有し、状況を伝え合ったりアイディアを共有する第2回ラウンドテーブルを開催しました。(SBA Team SNS 美斉津レポート)

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小学校バンドの卒業生が集まって新しい活動を企画している新しい話から、今年はハイブリッドでできることをやっていこうというアイディアの交換まで。無理なく集まれる時に、気候の良い頃にアウトドアでアンサンブルを行なって、できれば地域の方に披露しながら、状況によっては自宅からオンラインでポイントを絞って練習する方向など、様々に話が展開していきました。

私たちは、つい"形"にこだわり過ぎてしまうということ、掘り下げた話も展開しました。発表の機会や練習の方法など、新しいアイディアが求められ試せるタイミングでもあるのに、どうしても今までと同じ形の中に押しとどめてしまう。既存の形だけではなく、見えないルール=今までこうだったから、ということなども。立ち止まって、理由を掘り下げること、そこから始めていこうという話題が出ました。

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一つの団体が活動を始める時。最初に集まった仲間はコミュニティが出来るけれども、後から入ってくる人たちはその結果や表面的な部分の憧れから行動していきます。その差が幅や広がりとなれば良いのですが、後から追う人はどうしても形を追い、どこか背負う様な形になりがちということ。これから仲間になってくれる方々とは、活動の芯の部分を意識してコミュニケーションを取りながらやっていきたいという意見。

周囲の環境がこれほど大きく変わると、どうしたら良いのだろう?と悩むことも多いのですが、ラウンドテーブルではそれも共有して構えず話してみる、するとアイディアが出てくる楽しさがありました。