2018年8月26日、小田原アリーナ(神奈川県小田原市)にて、神奈川県吹奏楽連盟マーチングコンテストが今年も盛大に開催されました。
19年前の1999年8月、このマーチングコンテストにエキシビジョンとして参加させていただいた"Kanagawa Union Band"。中高吹奏楽部、一般団体が協力しマーチングを楽しむ機会を作ろうとこの夏にスタートしました。「マーチングバンドを経験したい」という気持ちを持ちつつも、環境がなく活動できずにいる経験者や、これからやってみたいがきっかけがないという初心者など、中学生から社会人まで約70名が集まりました。当時の吹奏楽連盟マーチング実行委員が企画、神奈川県吹奏楽連盟の応援をいただき実現しました。
Kanagawa Union Band について
わずか3回のリハーサルで実現したパフォーマンス。Union Bandの活動はその後、Marching Band Siriusの活動、そしてMusic Party開催につながっていきます。Union Bandの活動に参加し、やがて大会にエントリーするようになった吹奏楽部や、団体を指導している方も少なくありません。
2000年代に入ってマーチングの活動はメディアでも多く取り上げられるようになり広がっていきましたが、最近ではクラブ活動のあり方を見直す話題が増え、環境も変わってきています。改めて参加者にとって有意義で、より大勢が楽しみながら関わることができる活動のあり方、新鮮なアイディアが求められていますが、19年前に団体の枠を超え、限られた回数でパフォーマンスを実現したUnion Bandのアイディアやチャレンジ〜Music Party!につながる原点をもう一度振り返ってみたいと思います。